幼児の肺気胸

気胸とは肺に穴が開き空気が漏れてしまう肺の病です。

症状としては呼吸困難となり高熱などを発症します。

男性の10代から20代前半の人で長身で痩せている人に多くみられる病です。

一度発症するとその再発率は50%であります。

激しい運動は厳禁なので筋肉をつけて抵抗力をつけることも不可能に等しいのです。

一歳ぐらいの幼児にも肺気胸になることが多いです。

この場合は再発率は大人に比べてぐんと上がります。80%ほどでしょうか。

手術を受けて入院し数年安静にしていればその間は再発はしませんが、学校の体育の授業、マラソン大会、友達とサッカーなどをして元気に運動をするということは避けるべきであります。

もっとも怖いのは友達と人気の少ない場所へ遊びに行ったときに再発した場合です。

救急車を呼んでもタイムリミットは40分です。

大人であれば自分をコントロールできますが、子供はそれができないので、再発率が高いだけでなく死亡率も高くなってしまうのです。

そんな我が子を持った母親がノイローゼになりボクの医院にやってきました。彼女はヘルパーの仕事をしており夫婦で家計を建てているとのことでしたが、通常、子供が肺気胸になると仕事をしている場合ではありません。

しかし住宅ローンなどのこともあり仕事を辞めれないとのことでした。

彼女がノイローゼになった理由として子供の肺気胸もそうですが、その住宅の立地条件にもあるようでした。

彼女の住宅は他人の住宅の真裏側で道路沿いからは隠れてしまっています。玄関までの通り道はあるものの完全に隠れた存在となっており、しかも玄関が北向き、彼女の住宅の裏は竹藪という立地条件。

夏場は蚊が大量に発生するそうです。

自分の家の前に大きな家があって自分達家族は奥へ押し込められているかのような気分になったようです。

今は5歳になった子供さんの肺気胸の再発がこれから起きる可能性が高いので、母親がノイローゼになってしまうと大変なことになります。

今の住宅を手放してマンション暮らしを薦めました。

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